ここのところ、いわきPITでの「通常ハマコン」以外にも、様々な形でコラボレーションさせて頂いており、少しずつハマコンのスタイルが広がってきたことが感じられます。11月のハマコンは、いわき明星大学とのコラボ。いわきの町に繰り出し、様々な地域課題や観光資源を掘り下げ、大学生の目線からいわき活性化のアイデアを出し合おうというコラボ企画になりました。

いわき明星大学では、学生たちを6つのグループに分け、それぞれにテーマやプロジェクトを与え、現場でのリサーチを続けてきました。今回のハマコンでは、それらリサーチの結果、あるいはアイデアを実現させるための事業計画などを発表したうえで、それらのアイデアを実行に移すアイデアをハマコンスタイルで集めます。若いアイデアと大人たちの経験が結びつく化学反応がいかに起きたのか!

 

6つあるプロジェクトは次の通り。

①湯本温泉の活性化プロジェクト
②平城本丸跡地の活用プロジェクト
③中心市街地に賑わいをつくるプロジェクト
④石炭化石館の「ほるる」の魅力発信プロジェクト
⑤ララシャンスいわきの魅力発信プロジェクト
⑥駅前時間貸し駐車場の考察プロジェクト

 

①湯本温泉の活性化プロジェクト

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今回のハマコンでのプレゼンを前に、湯本温泉に行ってみたところ、「すごくいいところなのに情報発信が足りない」と感じた学生たち。若い人たちに向けたPRが必要だと考えました。ヒントにしたのが「おんせん県(大分県)」によるプロモーション映像『シンフロ』。温泉でシンクロナイズドスイミングをして魅力を発信する映像なのですが、そのようなPR動画を作ろうというアイデアです。

すでに案が決まっていて、美人の湯を推す「美人になれる湯本」案と、人の温もりを伝える「人も湯もあたたか湯本」案、この2つの動画を魅力的にするアイデアを集めました。採用されたアイデアは「“フラ”ガールに」よる「“フラ”ッシュモブ」。フラや湯本温泉にまつわる道具を使い、女将と学生が躍動するアイデア。とても面白そうですね。

 

②平城本丸跡地の活用プロジェクト

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磐城平城本丸跡地の活用プロジェクトが考案しているのが「バトルフィールドいわき構想」。エンタテイメント施設だによるにぎわい創出です。広い土地と歴史を利用した「サバイバルゲーム」に使える土地を整備しようというもので、単にサバイバルゲームを行うのではなく、例えば鎧や甲冑を着たり、火縄銃を使ったりと歴史を題材にしたゲームにすることで差別化を図りたいとのこと。

実際の売り上げ予測なども紹介した上で、資金を集める方法、人を巻き込む企画についてのアイデアを集めたいとプレゼンしました。ブレストでは、歴史アニメやマンガとのコラボレーションを目指すことで、ファンや読者をイベントに巻き込むアイデアを採用。「ガルパン」のある茨城の大洗のように、盛り上がること必定?

 

③中心市街地に賑わいをつくるプロジェクト

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こちらはいわき駅周辺の活性化を考えるプロジェクト。大工町公園のそばの空いたテナントがあり、地下にスペースがあることから、それを利用して「ホラーバー」を立ち上げようというものです。ハロウィンのようにホラーチックで、かわいらしくもちょっとだけ怖いバー。狼男やドラキュラなどの衣装を来たスタッフが、ホラーかわいい料理を提供し、一緒にコスプレ写真を撮ったり、おばけたちがお客の誕生日を祝ったりと、エンタテイメント性の高いサービスを提供する。そんなバーです。

そこで、具体的なサービスのアイデアを集めたいと訴えました。採用されたアイデアは「ホラードリンク」の提供。カクテルに「目玉」が入っていたり、トマトジュースを血に見立てたり。お酒も盛り上がりそうです!

 

④石炭化石館の「ほるる」の魅力発信プロジェクト

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いわき市常磐にあるいわき市石炭化石館「ほるる」活性化を考えたのがこちらのグループ。具体的に考えているのが「イラストコンテスト」です。参考にしたのが、水族館「アクアマリンふくしま」で開催されている大漁旗のイラストコンテスト。ビジュアルが魅力的なだけでなく、誰か知っている人の作品が展示されていれば、実際に見てみたいという人も増えるはず。

そこで、利用者やほるるファンからイラストを集めたイベントを開こうというのが学生たちのアイデアです。ブレストでは様々アイデアが集まり、コンテストを開いた上で、それらのイラストをカレンダーにして販売するというアイデアが採用されました。インターネットのイラストサイトなどとのコラボできれば、ネット絵師たちからも大きな支持を集められるかも!

 

⑤ララシャンスいわきの魅力発信プロジェクト

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ララシャンスいわきは、毎週のように結婚式が行われている式場ではあるものの、昨今の若者の未婚率の推移を見ると「結婚しない若者の増加」が見て取れる昨今。若者の結婚を促し、結構式場としての素晴らしさを広くPRするために何ができるかを、学生たちは考えました。具体的なアイデアは「疑似披露宴」の開催。結婚を強く考えてもらいながら、出会いの機会を作ろうというわけです。

施設を体験し、披露宴の疑似体験をしてもらいながら、参加者が自由に交流できるという「婚活」もふまえたナイスアイデア。ブレストも盛り上がり、結婚式場以外の、例えば「プロポーズした場所」や「初キスした場所」などを巡る新郎新婦の思いでツアーのアイデアが採用されました。そこから新しい恋が生まれるかもしれませんね。

 

⑥駅前時間貸し駐車場の考察プロジェクト

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こちらは一風変わったプロジェクト。いわき駅前にある時間貸し駐車場の実態を詳細にリサーチした上で、その駐車場を使ってどんなことができるかをみんなで考えたいと言うもの。学生によると、いわき駅前には54カ所あり、近隣の環境や駅から距離、方角などによって様々な料金体系があるとのこと。繁華街に近い駐車場はやはり高く、国道6号線に隣接する駐車場は、週末でも空きが出るなど大きな格差があります。そのために何ができるかをブレストでは考えました。

アイデアとして採用されたのが「スタンプカード」の運用。離れた駐車場に停めると、駅直近の駐車場よりもポイントが多くもらえ、そのポイントを使って地域産品などを交換するアイデアです。それなら遠くにも停めてしまうかも。大変興味深いプレゼンでした。

 

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大変多くの人が集まって下さり、椅子無しでのブレストとなりました!

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地域の大人たちも、学生たちとの有意義な交流を楽しんだようです。

 

今回集まってくれた学生たち。それぞれのプロジェクトで素晴らしいビジョンを出してくれました。時間をかけてリサーチしてくれたおかげで、実現性の高いアイデアも生まれ、ブレストも活性化しました。やはりこうして地域づくりに「若者」を巻き込んでいくことで、斬新なアイデアや突破力が生まれてきます。大人たちも大変刺激を受けたのではないでしょうか。

また、学生たちも、学生生活では得られにくい社会人との交流を通じ、地域のプレーヤーとの接点ができたことと思います。やりたいと思うことを相談できる大人の存在は、地域の若い人たちの支えになるはず。今回が初めてのコラボハマコンということで、学生たちも緊張した面持ちでしたが、学生たちと地域の大人たちをつなぐ大きな一歩になったと思います。関係者の皆さん、ありがとうございました。

さて次回のハマコンも「コラボハマコン」になります。今回は若き学生たちでしたが、次は今現在のまちづくりの担い手。いわき青年会議所さんとのコラボハマコンとなります。実際に地域で企業の経営に関わりつつ、地域で様々な活動をしているいわき青年会議所の皆さん。どのようなアツい思いを持っているのか。現場でぜひ耳を傾けて下さい。

 

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