朝晩の冷え込みがぐっと増してきた11月。毎月恒例のプレゼンイベント、第4回ハマコンが開催されました。今回は、いわき市の観光、高校生主体のイベント企画、さらには30歳の成人式と「いわき活性化」についてのプレゼンがありつつ、野良猫の保護に関するアクションもプレゼンされました。あいにくの雨模様ながら、たくさんの方にお越し頂き、ブレストも大変盛り上がりました。ハマコン、じわじわと、浜通りの冬に熱を注入しています。


 

―いわき発(初)、FUN RUNイベントを開催したい!

1組目の登壇者は、福島工業高等専門学校4年生の中村誓人くん。走ることではなく走りながら行う別の何かを楽しむ「FUN RUN」のイベントをいわきで開催したいとハマコンの門を叩きました。これまで学生団体のメンバーとしてさまざまなイベントを企画してきたものの、なんとなく閉塞感があるとか。その閉塞感を破るための「FUN RUN」。いわきでは何をしながら走ればよいのか。

FUN RUNは地域やコミュニティの活性化だけでなく、観光イベントとしても認知されていますが、プレゼンでは、常磐炭鉱をイメージして墨を顔に塗って走る「まっくろRUN」や、昔着ていた自分の制服を来て走る「ガクRUN」、楽器を演奏しながら走る「MUSIC RUN」など、どれも楽しそうなアイデアが続出。誓人くんもすっかり気合が入り、すぐにでも企画が動き出しそうです!

―地域猫の問題を解決したい

2番目の登壇者は、いわき市内で動物愛護団体「LYSTA」を運営する鈴木理絵さん。公園や空き地に住みついてしまった野良猫の命を守るための活動をしている鈴木さん、野良猫の殺処分を食い止めるための、野良猫の不妊去勢手術の必要性をプレゼンで訴えました。野良猫が原因で起きるご近所トラブルなども発生しており、野良猫を殺さずに、いかに増加を食い止めるか。これは地域の問題でもあります。

鈴木さんの活動は地域クラウドファンド「KICK OFF」でも出資者を募っており、すでに具体的に動き出していますが、今後の広報PR作戦について参加者でブレインストーミングをしました。保護した猫を可愛がれるカフェや、シェルター見学などの提案があったようです。クラウドファンドへの出資者を増やすためにも、さまざまな広報企画が求められそう。ハマコンでも、今後の鈴木さんの活動を追いかけたいと思います。

―30歳の成人式を盛り上げたい

3組目は、いわき市在住の、今年30歳になる男性2人。いわき市で「30歳の成人式」を主催する佐々木崇志さんと、吉田輝彦さんの2人です。今年12月30日に開催される「30歳の成人式」をいかに盛り上げ、いかに30歳の人たちに来てもらうのか。今回のプレゼンテーマはそのためのPR企画を一緒に考えたいというもの。残り1ヶ月。最後の集客に力を貸して欲しいと熱いプレゼンで訴えかけました。

佐々木さんと吉田さんによると、成人式の会場が平のワシントンホテルであることから、小名浜地区や勿来地区の参加者の集まりが悪いとのこと。そこで、前回のハマコンでプレゼンを行った伊藤ゆきえさんの「シンデレラバス」のアイデアを具体化することで、自宅まで「送迎つき」の成人式にしてみるというアイデアがブレストで飛び出したようです。開催まで残り1ヶ月。どのような動きになるのか、こちらも期待したいと思います。

 ―震災5年目からの発信を考えたい

最後のプレゼンターは昨年いわきにやってきたばかりという、公務員の山中啓稔さん。外の目線でいわきの魅力をどう伝えていくのかについて、プレゼンで訴えました。来年3月11日は震災から5年という節目。1年でもっとも福島に注目が集まる時期ですが、原発のニュースではなく、地域の魅力を伝える機会にしたいと山中さんは訴えました。そこで重要なのが、「外の目線」と「外向きの発信」です。

いわきの観光活性化については、ハマコンでも何度か同じテーマのプレゼンがありましたが、会場の皆さんもアイデアを温めているのか、やはり毎回盛り上がるテーマです。ブレストの結果、「女性目線の重要性」、「チャート形式での観光スポットや人の紹介」など、具体的なアイデアも次々に飛び出しました。いわき市など自治体を巻き込んだ積極的な企画になっていきそうな気がしますね。

―浜通りをもっとよくしたい。思いを磨くブレインストーミング

今回のハマコンで、プレゼンが始まる前に、まずは前回第3回ハマコンで名前が決まった「シーサイドシスターズ」の6人が元気いっぱいのパフォーマンス。会場に元気を注入してくれました。ハマコン発のチャリティアイドル、今後の活躍が楽しみです。

さて、今回もプレゼン後のブレストが大変盛り上がりました。会場を4×2の8つのグループに分け、スピード重視でアイデアを出していきます。ハマコンも4回目となり、これまでのプレゼンテーマと結びつけたり、会場に来ている人たちを結びつけたりと、ハマコンという場が「コミュニティ」として機能してきていることを感じます。過去3回の蓄積がじわじわ効果を生み出しているのかもしれません。

さらに、今回高専生の中村誓人くんが参加してくれたように、高校生にネットワークができてきたのも興味深いです。若い人たちがどんな浜通りに暮らしたいのか、リアルな声を聞ける場になっているんですね。さまざまな世代、さまざまな職種の方たちがごちゃ混ぜに集い、こうして意見やアイデアを交わし合う場が作られつつあり、少しずつですが手応えを感じています。この熱、どんどん上げていきたいですね。

さて、次回「第5回ハマコン」は、12月26日土曜日の開催となります。会場は、同じいわき市平の「いわきPIT」になりますが、時間は午後4時スタートと、ちょっと早めの開催となります。今年最後のハマコン、皆さんぜひふるってご参加下さい!

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