菊井 昌也さん
東京理科大学2年
いわき市民みんなで文化祭を開きたい


 

今回のトップバッターは、東京理科大学に通ういわき市出身の大学生、菊井昌也さん。高校時代に多くの人たちが経験する「文化祭」を、学校単位ではなくいわき市の大勢を巻き込んで開催したいというのが菊井さんのやりたいこと。現在、学生として様々なボランティアサークルに携わるという菊井さんは、ボランティア活動や地域でのまちづくりアクションを体験することで、大きな学びを得ていると言います。

この経験によく似ているのが、高校生時代の「文化祭」だと菊井さんは語ります。地域みんなで文化祭を企画することで、地域全体の交流が生まれるのではないか。そこで、高校生という枠を外し、市民みんなで企画する文化祭を開くことで、市民が交流する場が生まれ、成長する機会が得られるはずだというのが菊井さんのプレゼンです。そのうえで、具体的なアイデアやコンテンツを話合いたいと菊井さんは呼びかけます。

予算のかかる大型イベントでは難しいということで、ブレストでは、いわきで様々な活動をしている人が「自宅」で小さな文化祭を開催し、それが同時多発的に繰り広げられることで、いわき市全体が文化祭モードになるような「自宅文化祭」というアイデアが出されました。大人も子どもも高校生も高齢者もそれぞれが輝くことができる文化祭。多様ないわきに似合う、興味深い取り組みになりそうです。

 

大学でボランティアサークルに関わるようになって意識が変わってきたという菊井さん。

大学でボランティアサークルに関わるようになって意識が変わってきたという菊井さん

 

車座になりブレスト。自由闊達に話すからこそ閃きが生まれる。

車座になりブレスト。自由闊達に話すからこそ閃きが生まれる。

 

選んだアイデアは「自宅文化祭」。いわきの「個性」が炸裂しそう。

菊井さんの選んだアイデアは「自宅文化祭」。いわきの「個性」が炸裂しそう。

 

●ブレストテーマ

市民文化祭のコンテンツをみんなで考えたい。

●早川さんが絞り込んだアイデア

市民1人ひとりの「自宅文化祭」の開催。

●ベビーステップ

面白い活動をしている人をリサーチする。

ボランティアサークルに関わっている菊井さん。経験も豊富でエネルギッシュです。市民による文化祭というと、いわき市も「サンシャイン博」のようなものが開催されていて、大規模化を目指すとどうしても重なってしまうこともあります。「自宅芸術祭」というのは面白い着眼点ですね。それがリストになり、それぞれの家を巡り歩くようなスタイルになると「アートプロジェクト」としても成立しそうです!

 

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