中島 勝さんと四倉の子どもたち
どこまで行けるか試してみたい
仲間と一緒に、自分たちの力で


 

四倉の児童クラブに通う子どもたち4人と、その児童クラブに関わる中島勝さんのプレゼン。昨年、民間交流プログラムで沖縄へと旅立った子どもたち。今度は、その時のお礼を言いたくて、沖縄に自分たちだけで行ってみたいのだそうです。そんな思いを知った中島さんが、ハマコンに参加してみたらどうかと提案し、今回のプレゼンとなりました。主役はあくまで子どもたちです。

子どもたちは少し背伸びしたときに大きく成長するという中島さん。自分たちでプロジェクトを組み立て、完遂することで更なる大きな経験積んでもらいたいと考えています。もちろん、子どもたちに関わる大人たちにとっても大きな成長に機会になります。子どもたちのための企画にも思えますが、これは大人たちにとっても大きなプロジェクトなんです。中島さんはそう語ります。

子どもたちの希望は、「大人だと甘えてしまうので高校生と一緒に行きたい」ということと、「お金をどうやって集めるか意見を聞きたい」ということ。大人たちも交じってのブレストを経て、まずは多くの人たちにこのプロジェクトを知ってもらうために「吉本興業とコラボする」ことを決心した彼ら。まずは福島に根ざした活動を続ける福島在住の吉本の芸人にアタックするのだそうです。さて子どもたち、どんな風に動いていくのか。とても楽しみです。

 

自分たちの力で沖縄に行ってみたいと語る四倉の子どもたち。

自分たちの力で沖縄に行ってみたいと語る四倉の子どもたち。

 

震災後にいわきと繋がり、児童クラブに関わるようになったという中島さん。

震災後にいわきと繋がり、児童クラブに関わるようになったという中島さん。

 

子どもたちらしくビジョンは「よしもととつながる」

子どもたちらしくビジョンは「よしもとと組む」。確かにこれができれば発信力は強まります。

●ブレストテーマ

資金集めや賛同者集めのアイデアを考えたい。

●みんなが絞り込んだアイデア

よしもとと組む。

●ベビーステップ

福島県内のよしもとの事務所に行く。

できるだけ自分たちの力で沖縄に行きたいという子どもたち。そんな純粋な思いに応えるべく、参加した大人たちも積極的にブレストに参加。出てきた答えが「よしもとと組む」という、子どもらしくもあり、しかしとても合理的なアイデアでした。確かに、福島の有名人が賛同してくれたら、関心も高まり資金集めもうまくいくかもしれません。何が起きるかわからないわくわくもあります。子どもたちの夢、しっかりとフォローしていきたいと思います。

 

 

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