曽我 泉美さん
いわき街なかコンサート 広報担当・広告制作会社勤務
いわき街なかコンサートで
親子が楽しめるイベントを考えたい


 

今回のトップバッターは、フリーペーパ「朝日サリィ」の編集長を務め、いわき街中コンサートの広報担当をしている曽我泉美さん。市制50年を迎えるいわき市の、50周年記念イベントとして開催される「いわき街なかコンサート」において、家族で楽しめるイベントを企画するため、そのアイデアを考えたいとハマコンに参加されました。市制50年記念の「主役」になるイベントだけに、曽我さんの思いも強いものがあります。

いわき街なかコンサートといえば、いわきを代表する市民参加型の音楽イベント。いわき駅周辺に20を超えるステージが設けられ、昨年はなんと258団体が参加。来場者数もなんと3万人と大変な盛り上がりを見せるイベントです。そのメインステージとなる駅前ステージで、親子の絆を確認し合い、親子が触れ合いの時間を作ることのできる「チャイルド絆交流広場」を作ることが曽我さんの目標です。

ブレストでは市内の高校生とのコラボが提案されました。音楽のコンサートイベントだけに吹奏楽部? と思いきや、出されたのは、農業高校の「食物部」など食品に関するカリキュラムや部活動に関わる学生とのコラボアイデア。物販コーナーを作ったり、あるいは野菜で楽器を作ったりと、市内の高校生がつくる物産を媒介に親子の交流を目指すことに。曽我さんも手応えを感じた様子。10月に行われるコンサートも楽しみです。

 

プレゼンでは曽我さんと街コンのバンドメンバーによる即興演奏も!

プレゼンでは曽我さんと街コンのバンドメンバーによる即興演奏も!

 

いわきを代表するビッグイベントのアイデア出し。だからこそ「論理の飛躍」も重要。

いわきを代表するビッグイベントのアイデア出し。だからこそ「論理の飛躍」も重要。

 

アイデア発表。「さっそくコラボ先の高校を当たってみます」と曽我さんが宣言。

アイデア発表。「さっそくコラボ先の高校を当たってみます」と曽我さんが宣言。

 

●ブレストテーマ

街コンで家族が交流できる企画のアイデアを考えたい。

●曽我さんが絞り込んだアイデア

食物部など地元の高校とコラボレーションする。

●ベビーステップ

地元の高校に早速アポを取って話をしに行く。

これまで長く街コンに関わってきた曽我さん。これまでの伝統は守りつつも、いわき市制50周年記念事業として新しい、そしてシンボリックなイベントにしたいと強い思いをもってらっしゃいます。高校生、しかも音楽ではなく「食品」ということで、面白いコラボレーションになりそうです。特に「野菜を楽器にして演奏」というアイデアは街コンらしさもあり、音楽だけでなく広い意味で「生産者」との関わりも生まれます。いわきらしい横展開になりそうです。

 

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