会田 勝康さん
まちなかアートプロジェクト「玄玄天」実行委員
マチナカクエストのアイデアを考えたい
2人目のプレゼンター、会田勝康さんのアイデアも「街中」。今年10月から開催されるアートプロジェクト「玄玄天」において企画されている「マチナカクエスト」という子ども向けの町歩きRPGについてのアイデアを募集したいというプレゼンです。マチナカクエストは、子どもたちが街のなかで色々なミッションをクリアし、そこで得られたゴールドをゲットできる設定ですが、そのゴールドの使い道を考えたいとのこと。
平地区のまちづくりに関わる会田さん。以前にも「三町目クエスト」という、マチナカクエストのパイロット版を企画しています。町内を町歩きしながら、その土地土地の謎を解き、商店主に聞きながら答えを探し、ゴールドを入手して色々なものと交換。ゴールドはイベントの後も子どもたちの手もとに残り、ゴールドを通して町との関わりが再び生まれるのだそうです。
会田さんはゴールドを仮想通貨として考えており、ブレストでもその有効活用法についてアイデアが出されました。まずはベビーステップとして街中のお店のお手伝いすることでゴールドがもらえるという一日店員ゲームを企画することに。そして「玄玄天」では、八百屋で野菜や加工品と交換できるようにするなど、いわきの物産を有効活用し、子どもと地域の物産と街を繋げるイベントにしたいと今後のビジョンを語って頂きました。
●ブレストテーマ
マチナカクエストのゴールドの使い道や有効活用法を考えたい。
●会田さんが絞り込んだアイデア
八百屋さんや魚屋さんなど、いわきの物産とゴールドを結びつける。
●ベビーステップ
お店の手伝いをしてゴールドを入手できる一日店員を商店街で企画。
イベント系の事業に関するブレストは、楽しく突拍子のないアイデアをたくさん出せるかが勝負になります。プレゼンのなかでイベントの中身を伝えきる話術も求められます。会田さんが簡潔に分かりやすく伝えて頂いたこともあり、ブレストでは活発に意見が出されたようです。出されたアイデアは、地域の商店や物産とのコラボ。こうした横展開はいわきに足りない連携といっていいでしょう。子どもたちといわきの食。ぜひ連携を深めて欲しいと思います。
Leave a Reply