高崎 順子さん
看護士・常磐病院所属
いわきの子育てママの笑顔を増やしたい


 

3人目のプレゼンターが、常磐病院の看護士である高崎順子さん。同病院の充実した母親支援策を紹介しながら、病院内だけでなく地域全体で母親を支援していく体制を作りたいとプレゼンしました。ママたちが笑顔になれば子どもたちにも余裕が生まれ、教育にも充分な時間が割けるようになるため、少子化対策や人材育成にも繋がると持論を展開。いわきのママたちの笑顔を増やす案を集めたいと訴えました。

高崎さんの勤める常磐病院。そこで看護士をしている人のママ率は34.2%。看護士として働くこととママを両立させることは簡単ではありません。そのため、同病院では、事業所内の保育園に子どもを預けることができたり、学童保育の場を提供したりと、母親たちの支援策を次々に打ち出しています。だからこそ、看護士の質も上がり、モチベーションも上がり、地域医療の向上につながっています。病院を「地域」に置き換えてもそれは同じ。

ハマコンには働くママはもちろん子育て中のパパたちも応援者として参加しています。幅広い意見が交わされたようです。そこで出されたアイデアは、ママ自身がリフレッシュできる教室やサークルを企画するということ。そこで高崎さん。まずは自分の職場にいる同僚ママたちにリサーチし、どのような教師やサークルが求められるのか徹底リサーチすることになりました。会場に来ていた院長先生もOKとのこと。早速動きがありそうです。

 

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高崎さんのプレゼン。ご自身も働くママだからこそ説得力があります。

 

働くママだけでなく働くパパたちも議論に参戦。様々な立場から意見が集まるブレスト。

働くママだけでなく働くパパたちも議論に参戦。様々な立場から意見が集まるブレスト。

 

アイデア発表時には、客席にいた院長先生に直接OKをもらう仕事の早さに脱帽。

アイデア発表時には、客席にいた院長先生に直接OKをもらう仕事の早さに脱帽。

●ブレストテーマ

いわきの働くママたちの笑顔を増やすためのアイデアが欲しい。

●高崎さんが絞り込んだアイデア

ママたちがリフレッシュできる教室、サークルを作る。

●ベビーステップ

働く同僚ママを調査するため院長先生の許可を得る。

いわき市でも待機児童の問題があります。働きたい、でも働けない。そんなストレスを持つ母親たち。あるいは職場でストレスを抱え、充分に能力を発揮できていないママも多いことでしょう。確かにママが笑顔になれば、それは子どもたちの笑顔に繋がります。常磐病院は先進的な取り組みで知られています。まずはこうした実績ある場所に取り組んでもらうことで、少しずつ大きなうねりになっていけばよいですね。

 

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