戸田 勇さん
志のある地域のプレーヤーとサポーターを繋ぎたい
いわき発のクラウドファンド「KickOFF」を運営する戸田さん。これまで、新しい商品やサービスを作れる人と、投資してくれる人を繋ぐサービスとしてクラウドファンドを運営してきましたが、一般的なクラウドファンドを目指す気はないと断言。「妄想を形にしていくクラウドファンドにしたい」と語ります。こんな商品があったらいいのに、という妄想から、メーカーと出身者を繋げたい。そんなアイデアだそうです。
これまでのクラウドファンドは、すでに何らかのアイデアや商品があって、それに出資する人を探すものですが、戸田さんの考えるクラウドファンドは、まずニーズを掘り起こし、それによってメーカーを巻き込んでしまうというもの。アイデアを実現させるためのリソース(ニーズ、メーカー、出資者)をすべてクラウドファンドで調達してしまおうというわけです。
誰かの妄想に共感する声が集まれば、その声を形にしてくれるメーカーもいるはず。そのための資金をクラウドファンドで集めることができれば、まさに妄想をカタチにするクラウドファンドになります。ブレストでは様々な妄想が寄せられましたが、まずは実現可能なプロジェクトとして、山崎和子さんの「日本酒.nom」とコラボすることに。クラウドファンドでお金を集め、その代わりに福島の地酒を飲むことができたら、愛飲家の出資が期待できそうです。
●ブレストテーマ
クラウドファンドに活かすための「妄想」を集めたい。
●戸田さんが絞り込んだアイデア
山﨑和子さんのアイデア「日本酒マラソン」の支援。
●ベビーステップ
日本酒イベントのためのクラウドファンドの構築。
ブレストではさまざまな「妄想」が集まりましたが、現実的なアイデアとしては「ハマコンで出てきたアイデアを具現化するためのクラウドファンド」にしていくことがベスト、ということで、山﨑和子さんのアイデアをクラウドファンドによって肉付けしていくことが発表されました。アイデア同士が繫がるスピード感。これがハマコンスタイルでもあります。
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