高橋 大吾さ
引退した馬に幸せな余生を過ごさせたい


 

本業でゴルフ場と乗馬クラブを運営している高橋さん。今回は、馬に幸せな余生を過ごさせたいというテーマで登壇です。馬と人間の関わりと言うと、競走馬や乗馬をイメージする人も多いと思いますが、高橋さんによれば、そのほとんどは殺処分されたり、食肉になったりしてしまい、寿命を全うする馬は少ないのだそうです。しかし一方で、馬1頭を飼育するためには年間で100万円ほどの費用がかかるそうです。馬の飼育費用がかかるため、多くの業者は現役を終えた馬を何らかの形で処分してしまうのだとか。

身近に馬とともにビジネスをしているからこそ、そうした現状を少しでも改善したいと高橋さんは訴えます。そこで高橋さんが訴えたのが、馬と市民を近づけるためのアイデアを集めたいということ。多くの市民が馬に関われば、そこから利益が生まれ、馬の飼育コストを賄うことができるのではないかというわけです。

ブレストでは、馬と子どもたちが増え合える「カフェ」のアイデアなどが出され、プレゼンターの高橋さんも大変満足できた様子。子どもたちにチャリティ意識を持ってもらうための教育の場にもしてきたいと抱負も語ってくれました。そのためのベビーステップは、ずばり「事業計画の策定」。馬と触れ合えるカフェをつくるため、高橋さんは早速動き出すそうです。高橋さんの運営する乗馬クラブが、市民と馬をつなげる場になりそうですね。

 

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●ブレストテーマ

引退した馬が余生を全うできるようにするためのアイデア。

●高橋さんが絞り込んだアイデア

馬と触れ合えるカフェ/馬との触れ合いチャリティイベント

●ベビーステップ

事業計画の策定/幼稚園や小学校の遠足受け入れ

競走馬や乗馬で親しんだ馬たちのほとんどが処分されてしまうという現実は大変ショッキングでした。「人馬一体」という言葉があるように、馬は昔から人間のパートナーでした。競馬や乗馬だけでなく、もっと日常的に馬と親しむことができたら、余生を全うできな馬たちを救うことができるかもしれません。早速事業計画の策定に入るという高橋さん。馬カフェオープンも遠くないかもしれませんね。

 

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