石田敦也さんと半谷大樹さん
双葉郡の農家を巻き込んでファーマーズマーケットを開きたい


 

ふたば未来学園に通う2人の高校生が最初のプレゼンター。2人は、同校で昨年から始まった「FMふたばプロジェクト」というプロジェクトに関わっています。この活動、高校生の立場から双葉郡に関わるということを目標に、住民アンケートによる地域の現状把握、インタビュー、さらには広野町内の畑を借りて農作業などをしてきたそうです。

プロジェクトを通じて感じてきたことが、「双葉郡の農家と消費者を結びつけたい」ということ。実はこの「FM」という言葉、「ファーマーズマーケット」の意味。最終的には、広野町の生産者のつくった農産物や、自分たちで付加価値を高めた商品を販売したいと考えているそうです。

2人は「まだ高校生ではなくもう高校生。何か出来ることがあるはずだ」と言います。しかし、まだ具体的なアイデアが固まっていない、とのこと。そこで、ブレストのテーマは「どんな物品なら、消費者が買いたいと思ってくれるか」。ブレストでは大人たちの舌鋒鋭い意見にたじろぎながらも、夢のあるプランを語ってくれました。

アツい思いをプレゼンした2人

アツい思いをプレゼンした2人

ストーリーのある商品づくりを進めていくことに

ストーリーのある商品づくりを進めていくことに

 

●ブレストテーマ

どんな商品なら買いたいと思ってくれるかアイデアを考えたい

●ふたりが絞り込んだアイデア

ストーリーを買ってもらう→未来学園ブランドで売り出す

福島の復興、地域の復興にアツい思いを抱いている2人。「まだ高校生じゃない、もう高校生なんだ」という言葉には、わたしたちも頼もしく感じました。すでに、広野町の畑でできた作物を収穫したりと、プロジェクトはもう始まっています。今後のプロジェクト、浜魂もアツく見守っていきたいと思います。

 

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