古谷 かおりさん
コミュニティースナック楢葉一号店を開きたい
双葉郡で頑張る人たちがつながる滋養強壮スポット
現在古谷さんが構想しているのが「コミュニティスナック赤い屋根」の計画。双葉郡内で様々な工事にあたる作業員の人たちを癒し、地域コミュニティに結びつくようなスナックにしたいそうです。家庭では、家族同士のコミュニケーションを助ける調整役をしてきたという古谷さん。双葉郡で、様々な人たちと出会うなかで、まさにその「コミュニケーションの仲介役」としての役割を自覚したといいます。
そこで思いついたのが、コミュニティスナックのアイデア。古谷さんは「何千人という作業員は、まだ地域から見つめられていない。そういう人たちが心を癒し、地域との接点をつくれるような場にしたい」と語ります。物件もすでに見つかり、Jビレッジから徒歩圏内にある「赤い屋根」を確保。今年7月の開店を予定しているそうです。
今回は、そこでの具体的なサービス、地域ならではのお店にするためのアイデアを集めるために浜魂に参加。ブレストの結果、47都道府県から集まる作業員のために、47都道府県の料理を手料理で振る舞うというアイデアを採用。できるだけ双葉郡の農産物を使うと言うことで、ふたば未来学園の生徒たちとの連携も生まれそうです。
●ブレストテーマ
スナックで提供する、双葉郡ならではのサービスを考えたい
●古谷さんが絞り込んだアイデア
47都道府県の手料理×双葉郡の野菜
建築設計の仕事をしてきた古谷さん。すでに木戸駅のそばの古民家再生プロジェクトなどに参加し、楢葉町への移住を決めているなど、着々と計画を進めています。地域と復興の担い手がつながるスナック。どのようなお店になるのか、今から楽しみです。
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