災害時に求められる防災食のマーケティングを考える
株式会社サンフレックス永谷園 × 川端真由さん、丹野莉紗子さん

 

2組目は、サンフレックス永谷園にインターンした学生によるプレゼン。学生たちは「消費者が求める防災食の形」を探るため、防災食である「フリーズドライご飯」の改善提案や新メニューの提案を行いました。着手したのは、アンケート内容の作成、アポ取り、アンケート調査、改善提案と社内プレゼンなど。社会人と変わらない手順と手法で、災害食のリサーチを行ったそうです。

リサーチの結果、いわき市の人たちが「被災したにも関わらず防災意識が低い」ことがわかったそうです。さらに、防災食に美味しさや安心感が求められていることもわかり、スプーンの改良やパッケージの表示方法の改善などを企業側に提案。そのうえで、新メニューとして、肉まんとクッパを組み合わせた「クッパまん」という新しい防災食を提案することができたそうです。

プレゼンでは改めて「どのような防災食が喜ばれるか考えたい」と発表。会場の参加者とともに考えた結果、防災食としても役立つ「離乳食」の開発というアイデアが出されたようです。大人たちのアイデアにサンフレックス永谷園の担当者も「持ち帰って部署内で提案してみます」と好感触。さっそく、社内で検討してくれることになりました。ハマコン初の防災食×離乳食が開発されるかもしれません!

 

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きめ細やかなアンケート調査で防災食の現状を聞き取り

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学生たちのリサーチの結果「防災意識の低さ」が如実に

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企業側にとってもメリットのあったインターンになったようです

 

プレゼンテーマ:どのような防災食が喜ばれるか考えたい

採用したアイデア:離乳食開発

ベビーステップ:社内の開発チームで検討へ

学生たちが提案したアイデアだけでなく、ハマコンで出されたアイデアもじっくり検討頂けるようで、企業側にとっても得るものが大きかったインターンではなかったかと思います。学生たちも粘り強くアンケート調査にあたってくれました。今後もこのような事例をどんどん増やしていきたいですね!

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