オリーブ新健康食メニュー開発
新規就農者を育成する仕組み・カタチを若者自ら創出
NPOいわきオリーブプロジェクト&株式会社磐栄運送アグリ事業部 × 小江研輔さん、水野桜さん
最後は農業。いわきオリーブプロジェクトと、レタスの水耕栽培を手がける磐栄運送アグリ事業部を組み合わせた新規就農者獲得のためのプロジェクトです。大学生たちは1ケ月に渡り、実際の産品づくりや農業体験に加え、新メニュー開発や新規就農者を獲得する仕組みを考えてきました。
新メニュー開発では、カジキバーガー、椎茸の黒にんにく乗せ、ロールレタス、炊き込みご飯などを考案した上で、ポップなども作成したそうです。新規就農者獲得のための取り組みについては、自分たちがそうだったように「インターン」が近道になるのではないかとのこと。農業への関心を持つ学生が、インターンによって経験不足を補ったうえで、六次化商品の開発などに関われば、若者の意見を活かしやすいと訴えました。
最後のプレゼンでは「農業をもっと身近にする仕組みを考えたい!」と、少し大きなテーマでの討論を希望。ブレストでも様々なアイデアが出され、最終的には「農業のデザイン化」によって伝える力をつけるというアイデアが採用されました。デザインによって「見た目」をかっこよくしながら、より魅力を伝えていきたいと、オリーブプロジェクトの木田さんも語ってくれました。発表者の大学生、小江くんは、今回のインターンを経験し、就農を決意したそうです! すごい!!
プレゼンテーマ:農業をもっと身近にする仕組みを考えたい!
採用したアイデア:農業のデザイン化
ベビーステップ:長靴やツナギなどにオリーブとレタスのデザインを織り込む
かねてから農業への関心を寄せてきた大学生2人によるインターンでした。特に男子の小江くんは就農への思いをさらに強くした様子。今後は海外での農業研修等を経ていわきに戻ってきたいと語っていました。受け入れ先のオリーブプロジェクト木田さんも若い感性に刺激を受けた様子。学生の受け入れで、企業や団体が活性化されるという好例を見た気がしました。デザイン化。注目していきましょう。
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