一人目のプレゼンターは根本重和さん。農家のかたわら、地域活動も広く行なっていて、「久之浜大久地区公共交通運営協議会」の会員として、バス路線が廃止されてしまった大久地区の課題解決の道を探ってきました。協議会では、路線バス復活のため、バスの実証運行なども実施してきたそうですが、「まだまだ公共交通の必要性のアピールが足りない」という実感を持っているそう。
そこで、今回は「公共交通の方が楽しいと思わせたい」と、浜魂に参戦。「皆さんが乗りたいと思う公共交通は何か、アイデアを募りたい」とプレゼンしました。ブレストでは、近所の人たちが集まって「ご近所トラベル」をしてみるというアイデアが選ばれました。確かに、地域の高齢者は行くところが決まりがち。小旅行のような楽しさを公共交通に注入できたら面白いかもしれませんね!
プレゼンテーマ:皆さんが乗りたいと思う公共交通は何か、アイデアを募りたい
採用したアイデア:ご近所トラベル
ベビーステップ:ご近所のじいちゃんばあちゃんから情報収集
地域のバス交通の再生というのは、特に中山間地域に共通した話題かも知れません。根本さんの訴えは、実に切実なものでした。しかし、そんな切実な問題を「面白く」解決しようという姿勢、とても素晴らしいと思います。確かに、ご近所への移動が楽しくなれば、外出する人も増えます。
バスそのものがつどいの場のコミュニティになっていく。移動式集会場という感じでしょうか。どこへ移動するかではなくバスのなかで何をするか。様々な帰還と連携していき、みんなの問題意識が変わると突破口が見えてくるかもしれませんね!
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