伊藤 ゆきえさん
いわき市勿来在住の働く母
シンデレラバスを走らせたい


 

三度の飯より「筋トレ」が好きだという伊藤ゆきえさん。伊藤さんはトレーニングの後の晩酌が好きで、友人たちと平地区で飲み会を催したりしてらっしゃるそうなのですが、勿来在住のため、終電の時間を気にしなければならないことが不満。そこで、勿来をはじめ市内各地に夜12時になると出発する代行タクシーのような乗り合いバスを運行させてはどうかと提案しました。

確かに、伊藤さんのおっしゃる通り、いわき市はとても広いのに、飲み屋街のある平地区から市内各地に帰宅する際の交通アクセスがよくありません。代行がつかまりにくいし、勿来や久之浜あたりまで帰るとなると金額もかなり大きくなります。終電の時刻も22時前後なので「二次会」が難しい。市内の交流人口を増やすためにも、「平地区で気軽に飲める」体制づくりは必要です。

観客席の人たちにとっても日常に直結する問題だけに。皆さん「うんうん」と頷きながら、伊藤さんの言葉に共鳴していました。伊藤さんの言うように、この問題はまさに「自分ごと」として考えることができます。どうすれば22時以降も、平でゆったりお酒を飲むことができるのか。すでに、伊藤さんだけの問題だけではありません。皆さん実感を持って、プレゼンとブレストに参加頂くことができました。

 

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22時の終電を気にしながらお酒の飲むことがいかに心苦しいかを気づいて欲しいと伊藤さんは訴えます。そして「平で飲んで終電で勿来まで帰ることがいかに大変か」を味わうための飲み会も近々開催予定とのこと。平で1次会をやり、電車で勿来に向かって「関の湯」で2次会をやる。そんな行程になるそうですが、いわきの中に「平で2次会行けない層」がいることを知ることが重要かもしれません。

ブレストでは、シンデレラバスの形式ではなくとも、飲食店と代行サービスが業務提携して運行してはどうかなど、さまざまなアイデアが出されました。こうして自分にとって身近なテーマから浜通りを考えるというのが大事。他人ごとではなく自分ごととして考えるのがハマコンの流儀です。そのためにも、まずは伊藤さんと飲みニケーションですね!

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