中村 誓人くん
福島高専・4年生
いわきでFUN RUNイベントを開催したい
1組目の登壇者は、福島工業高等専門学校4年生の中村誓人くん。「FUN RUN」という、走ることではなく「走りながら行う別の何か」を楽しむイベントをいわきで開催したいというのがテーマ。FUN RUNには、カラーパウダーを身体塗り付けて走る「COLOR RUN」や、泡をかぶって走る「BUBBLE RUN」などエンタテイメント性の高いものがあり、いわきならではのFUN RUNイベントを考えたというわけです。
現在、COCOという学生団体に所属している中村くん。これまでさまざまなイベントを行ったり企画してきましたが、高校生のイベントということで、大型企画はなかなか開催できず、お金もかけられなかったと現状を説明。そこで、FUN RUNのような世代を問わず楽しめるイベントを大人たちと企画し、いわきに活力を与え、高校生の学生団体内に漂う停滞感を打ち破りたい! とのことでした。
確かに、欧米諸国だけでなく、FUN RUNイベントは日本国内でも行われています。コスプレして走るイベントもありますし、スイーツを食べながら走るイベントなどもあり、いわば地域活性イベントとしても少しずつ定着し初めています。勢いのある高校生が主体となり、大人たちがサポートしながらFUN RUNイベントを仕掛けていければ、また1つ、いわきに新しい名物が生まれるかもしれません。
人気FUN RUNイベントは、情報拡散力やチケット購買数も別格だと誓人くん
ブレストでは自由な雰囲気のなか、さまざまなアイデアが出された
プレゼン後のブレストでは、大人たちからもたくさんアイデアが寄せられ、常磐炭鉱をイメージし、墨を顔に塗って走る「まっくろRUN」や、昔着ていた自分の制服を着て走る「ガクRUN」、いわきは吹奏楽の強豪校が多いので、楽器を演奏しながら走る「MUSIC RUN」など、どれも楽しそうなアイデアが続出しました。
やはり、高校生が入るとブレストも活性化しますね。大人たちは何かと「そんなことできない」と否定してしまうものですが、ハマコンは「アイデアは否定しない」のがルール。高校生たちの若い感性に動かされ、私たちも少しずつ頭のコリが取れてきます。これが新しい化学反応を生むんですね。誓人くんもすっかり気合が入ったようで、すぐにでも企画が動き出しそうです!
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